偽装の商法 西鶴と現代社会 (新典社新書) [ 堀切実 ]

偽装の商法 西鶴と現代社会 (新典社新書) [ 堀切実 ]

西鶴と現代社会 新典社新書 堀切実 新典社ギソウ ノ ショウホウ ホリキリ,ミノル 発行年月:2008年07月 ページ数:126p サイズ:新書 ISBN:9784787961136 堀切実(ホリキリミノル) 1934年1月13日東京都に生まれる。

1957年3月早稲田大学第一文学部国文科卒業。

1969年3月早稲田大学大学院文学研究科課程修了。

専攻・学位:日本近世文学、俳文学、文学博士(早大)。

現職、早稲田大学名誉教授(早稲田大学エクステンションセンター講師)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1 偽装の商法ー西鶴と『日本永代蔵』(偽装の時代/元禄のミートホープ事件ー煎茶に茶の煮殻を混ぜて売出す ほか)/2 ファンドー利益追究第一の詐欺的商法(詐欺的手法ー営利至上主義の犯罪/思いがけぬお宝発見ー定家の色紙も交じる枕屏風を太夫から手に入れる ほか)/3 アイディア商法列伝(平成の創業者たちー「カンブリア宮殿」に登場する経済人/デパート商法の創始ー越後屋三井九郎右衛門 ほか)/4 元禄の保険金殺人未遂事件ー『本朝二十不孝』と遺産相続(悪徳金融ブローカー長崎屋伝九郎ー親の財産目当ての息子笹六、逆転の死/二千両の財産を八千両と水増しした遺言状ー世間体への気配りがもたらした悲劇)/5 金銭という魔力ー『本朝二十不孝』における少年少女犯罪(近世の異人殺しー小吟、九歳の犯罪/貧困のなかの家庭内暴力ー生れながらの極悪人、遅すぎた天罰) 後を絶たない偽装事件。

今に限ったことではなく、江戸時代にもよくあることだった!井原西鶴の鋭い観察眼によって記された、江戸の人々の知力・体力を総動員しての、だましだまされ模様を、現代社会になぞらえて説く。

偽物を見抜く力を養う一冊。

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